gtdは、デイビッド・アレン氏が、2001年に提唱した、仕事術です。
Getting Things Done(物事をやり遂げる)という意味で、アレン氏が同名の本「Getting Things Done」(日本語訳は、「はじめてのGTD」)で提唱し、いまは仕事術のスタンダードとして愛用されています。
この記事は、私自身がgtdを始めた経緯と、本サイトの趣旨の簡単な紹介です。
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gtdとは?仕事を効率化する方法と目的について
gtdを実践すると、仕事やタスク達成の効率が格段によくなり、「やるべきこと」をどんどんこなす技術が身に付きます。
しかし、gtdの本当の目的は、それではありません。
忙しい毎日で、常にやるべきことに追われている、そんな毎日を過ごす人に、やるべきことを1分でも早く終え、あるいは、頭の中を占める気になることたちを追い出し、「自分の時間を取り戻す」ことこそ、真の目的です。
gtdは、世界的な影響を与え、アレン氏は、さまざまなグローバル企業で相談役を務めるなど、多くのビジネスパーソンがgtdを取り入れました。
「インボックス」とか「リマインダー」といった、今ではタスク管理術で当たり前に使われる考え方も、gtdの影響で広まったものだといえます。
世界と異なる、日本でのgtdの普及度
世界的には今もたくさんの人たちに活用されているgtdですが、日本では2000年代に一時、ブームを呼んだものの、「難しい」「使いこなせない」などのイメージがあり、今は下火な印象です。
私自身は、2012年に会社で、新規事業を立ち上げるチームリーダー的な役職に就き、毎日、仕事の忙しさに押しつぶされそうな日々を送る中で、何かタスク管理、仕事管理の良い方法がないかと探す中で、gtdに出会いました。
当時の自分を思い出すと、毎日、必死になって仕事をこなしているのに、深夜、仕事終わりに振り返ると、多くのやるべきことがこなせていない、たくさんの仕事ことがまだまだ山積みで残っている、そんな日々でした。
朝から晩まで、必死に仕事をこなしていて、ふと夜中に、まだ昼ごはんも食べていないことに気付く、そんなことも、よくありました。
このままでは、いずれ、精神的にも、肉体的にも、まいってしまうことは明らかでした。
仕事のやり方を変えるしかない、でもどう変えたらよいか、わからない、そんな時に出会ったのが、アレンの著書「はじめてのgtd」でした。
10年を超える実践例を交えてgtdのタスク管理術を紹介
それ以来、gtdは自分の生活の一部になり、欠かせないものとなっています。
今も、gtdを始めた時以上に、仕事の責任が重くなり、忙しい毎日を送っているものの、やるべき仕事を管理し、ストレスを受けずに働くことができています。
多くの人が忙しい毎日を送る日本なのに、gtdが多くの人に広まっていないのはもったいないというのが、このサイトをつくる動機です。
gtdが盛んな英語圏と違い、日本語では、gtdの具体的な実践例、自分がどうやっているのかなどの情報が少ないことが、gtdが今一つ日本で広がらない原因では、とも感じます。
本サイトでは、gtdを長年、愛用してきた立場から、始め方や、具体的な各ステップの考え方、gtdの専門ツールであるnozbeの使い方、つまづきやすいポイントと対処法などの実践例を紹介しています。
(このサイトは、旧サイト「gtdで仕事効率化」の全面リニューアル版です。旧サイトはこちら)
本サイトの7つのカテゴリーについて
本サイトは、以下のように7つのカテゴリーに分けて、gtdを解説しています。
こちらのページが、全記事の目次です
①gtdの概要とメリット
②gtdの始め方
③gtdの5つのステップの実際
④各分野でのgtdの実際のやり方とポイント
⑤gtdの身に付けておきたい考え方
⑥gtdを実行する際の便利なコツ
⑦こんなときのgtdのポイント
1分でも早く帰るために!仕事を効率化するためのgtdの使い方
以上が、本サイトの紹介です。
忙しさと仕事の変化がますます激しくなる現代。
「一分でも早く帰る仕事術」gtdを多くの人に身に付けるきっかけに、本サイトがなればと思います。
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