gtdには様々な「便利な小技」といったテクニックがあります。その中でも、特に簡単で非常に便利なのがショッピング雑用カテゴリーです。
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ショッピング雑用カテゴリーの具体的な使い方。出かけたときに済ませるタスクを管理する
gtdにおけるカテゴリーは、行動が必要なタスクを、そのタスクを実行する場所や、使う手段、タスクの種類などで分類して呼び出すものです。
パソコンを開いているならパソコンを使ってやるタスクをまとめてやってしまう、電話をかけているならついでにかけるべき電話もかけてしまう、というように、タスクを実行する条件に合わせて、効率的に実行するための機能です(詳しくはこちらのカテゴリーについての記事に)。
「ショッピング雑用」は、買い物に出た時や、用事で外出したときに、ついでに済ませたい用事につけるカテゴリーです。
買いたいもの、買っておく必要があるものなどのほか、役所や銀行で取り寄せたり申請する書類、外出のついでに本屋や図書館でチェックしておきたい資料など、さまざまなものが入ります。
ショッピング雑用カテゴリーのもたらす効果。雑用のやり忘れを防ぐ
例えば、家のトイレの電灯が切れているとします。
家を出るときには、「今日、帰り道で買ってこないと」と思うでしょう。
しかし、一日中、会議や書類の整理、調べものに追われていると、帰り道にはそのことをまったく思い出さないということは、よくあります。
家に帰って、トイレに駆け込もうとしたとき、「あー、電灯が切れていたんだ」と気づくというパターンです。
家でトイレに入ろうとした時に思い出すのではなく、帰り道にスーパーに寄って夕飯の材料を買った時に、電灯のことを思い出せば、ごく簡単に、ついでの用事として済ませることができます。
人間の脳の欠陥を予防するGTD
しかし、人間の脳は、こういうときに、必要なことを思い出せるほど、器用にはできていないようです。
ショッピング雑用カテゴリーは、こうした「ついでに済ませれば簡単」な用事を、登録しておくカテゴリーです。
スーパーに寄ったときに、「何か、済ませておく買い物がなかったっけ」と、このカテゴリーを開けば、そこに「トイレの電灯」というタスクを見つけ、買い物ついでに購入することができます
ちょっとした用事を忘れず、効率的に実行できるようになる、便利なテクニックです。
nozbeでのshoppingカテゴリーの使い方
gtdのタスク管理アプリnozbeで、ショッピング雑用カテゴリーを管理するには、「shopping雑用」といった名前のカテゴリーをつくっておき、インボックスからタスクを見極め、整理する時に、必要なタスクに付けておくだけです。
時間などの設定は5分がおすすめです。
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shoppingカテゴリーを付けたタスクの例 |
また、ショッピング雑用カテゴリーはとてもよく使うカテゴリーなので、目立つようにnozbeの機能でカテゴリーに色を割り当てておくと、要行動リストを開いたときなどにも関連するタスクが目立ち、見つけやすくなります。
お店などに寄った際、あるいは外出時にどこかに寄る余裕があるときなど、このカテゴリーをチェックすることを習慣にします。
「あ、この用事や買い物、忘れていたけど、この時間にやってしまえるな」というものが見つかるはずです。
nozbeでカテゴリーをつくり、チェックするだけというごく簡単なテクニックですが、買い物忘れで時間を無駄にすることもなくなり、すき間時間を効果的に使えるようになる、とても便利なテクニックです。
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